2017/11/03 16:01

こんにちは、金澤広坂「春勢」の中田です。
まだBASEでのWebshopを開設したばかりで、商品登録も説明もおろそかですが、随時追加していきます。

金澤広坂「春勢」(しゅんせい)では、『和と洋と、今と昔の良いところを生かし、毎日使える豊かで美しい品々。生活に彩りを添えるファッションをここ、金沢から』をテーマとして取り組んでいます。


http://www.shunsei-en.com/

― 創業の動機 ―­

私はおじいちゃんっ子でした。

おじいちゃんは美人画を趣味として毎日描き続けて500枚ほどの美人画を残してくれました。その色彩感覚が今の私に大きな影響を与えていると思います、店舗名の「春勢」(しゅんせい)はおじいちゃんの絵の画号から取りました。

10代の頃イギリスに渡った時に、ヨーロッパのテキスタイルの色調と日本の古くからの色彩に共通点が多いと感じ、古来自然の草花や岩から取った色彩ですので和も洋も同じ、この若き日の色彩感覚が金澤広坂「春勢」(しゅんせい)を築き上げる基礎となっています。

 

きものや帯の和装に興味を持たれる方も多いのですが、せっかくの古都金澤でもきものを召される御姿も少なく、工芸士の方も苦労されていると聞いています。

普段使いで着物や帯に触れながら新しい感覚の品で繊維産業も多い石川県の一員として活躍していこうと決意しました。

カラーコーディネーターの資格を取り、いろんな生産者様や作家さんと携わり準備をして、子育てが一段落した20143月に会社設立し、20154月には金沢市役所3軒隣に金澤広坂「春勢」をオープンさせました。


   ― 創業からの取り組み ―

金澤、石川、そして日本の文化を海外に伝える取組みは沢山の方々が取り組んでいらっしゃいますが、多くは古来の伝統美であり、古布を使った個人の趣味の域を超えない品で新たな取り組みは少なく思えます。

 

その中で、日々の生活や普段使いのファッションに活かし、伝統的な文化を今の時代に残す手法として、金沢の文化を中心にきもの生地や帯地を使用して小物やバッグ、そしてドレス等を制作販売しております。

全てのきもの生地や帯地は新しい反物を使用し、春勢ブランドとして世界一流ブランドにも負けないクオリティを目指しています。

加賀繍は伝統工芸士の岡崎美紀子先生による作品で経済産業省主導のcraftmeetプロジェクトにも選定され世界に認められています。

・経済産業省ニュースリリース

http://www.meti.go.jp/press/2016/09/20160906001/20160906001.html

・株式会社 縁Eternity 金澤広坂「春勢」紹介ページ

https://www.japanpage.net/shunseien/stories/71